馬の腸内のサラLGの活躍

皆さん、こんにちは。最近は寒くてお水を飲まない馬もいる悩みを抱えているオーナー様や飼育員の方も多いとの事です。

今回は馬の腸とサラLGがどのように活躍しているのかをご紹介したいと思います。

目次

馬の腸の長さはどのくらい?

馬の腸の構造は小腸が22m、そのうち十二指腸が1m、空腸が20m、回腸が1mと言われています。大腸は盲腸が1m、結腸が8mから9m、直腸が50cmとの事です。

空腸がとても長く、小腸の異常の多くはこの空腸にみられる事が多いそうです。

馬はこの独特の腸の長さのせいか、疝痛を起こしやすいといわれております。

腸で微生物を飼っている

馬はセルロースを分解する酵素を持っていない事で、消化管内に飼っている微生物の力を借りると言われています。馬はそれらの微生物が分解したものをで取り込んでいます。タンパク質、アミノ酸は通常ではボロとして出ていますが、サラLGを腸内に随時入れる事で栄養吸収の補助をします。

大腸の壁で栄養を吸収

微生物の働きは馬では大腸で行われています。馬では大腸で微生物によって作られた栄養素のうち、揮発性脂肪酸は大腸壁から吸収し栄養となります。

食べ残しや不要なものが腸に残りやすい

胃からつながる腸は長くて大きく細く変位しやすいため、内容物が停滞する事も多々あります。腹部に馬が異常を感じても胃が小さいという馬体の構成上、嘔吐がなかなかしずらい事も多いと言われています。

サラLGは液体蒟蒻とオリゴ糖でできている

皆さんご存じの通りサラLGは液体蒟蒻(グルコマンナン)とオリゴ糖で製造されています。糖は腸からそのまま吸収し栄養の元となり、脳の作用を促します。液体蒟蒻は馬の独特な長い腸管にたまる老廃物を流しながら必要な栄養素をオリゴ糖と共に腸から吸収するのです。

腸は2番目の脳と言われている

腸が大切なのは言わずと知れたものですが、腸には多くの神経細胞が集結していると言われています。腸は消化、吸収、排泄と生きて行くためには重要な役割を働きをしています。脳の刺激を待っていては腸の対応が遅れてしまうとの事で、腸が独自に判断して強制的に排泄ができるシステムを持っています。

腸が正常に機能しなければ、脳を含めてどの臓器も活動をすることはできない為、重要な腸に脳と同じ神経細胞を持っているのです。

腸を守るためにどうしたらよいのか?

サラLGは馬体重500KGに一日一袋ですが、その与え方も様々です。 馬によっても食事の回数は異なりますが、腸内細菌を常に一定にするのであれば、毎回の食事の度にサラLGを混ぜて食べさせるというやり方もあります。これは一袋分を一日で何回かに分けるというやり方です。馬がそれぞれ持つ腸は異なるので、それぞれの馬が喜び結果が出る与え方をぜひしてあげてくださると私たちも嬉しいです。

さて、今回は馬の腸の働きについて、書かせていただきました。たくさんのサプリメントはありますし、国産馬、海外馬など様々あります。人間も一人一人異なるように、馬も異なります。ですが、腸を大切することは生物においては大切な事と研究がでており、まずはそこを健康にするのが一番良いとテイクオーとしては考えております。

少しでも皆さんの愛するお馬さんを健康にするお手伝いができれば幸せです。いつでもお問い合わせくださいね。お待ちしております!

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この記事を書いた人

株式会社テイクオー(TAKE-O)
競走馬健康補助食品「サラLG」、エアコン用銅フィルター「サラTB」、健康腹巻き「ベリーウォーマー」の製造・販売を行っています。
人や、競走馬をはじめとした動物たちが長く健康を維持できるように、お客様に寄り添い続けるパートナーでありたいと考えています。

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