「疝痛は、なぜ突然起きるように見えるのか?」
疝痛は、ある日突然起きたように見えます。
朝まで普通だった馬が、急に落ち着かなくなり、横になり、痛みを訴える。
けれど実際には、疝痛は“突然”ではありません。
多くの場合、腸の中ではその前から
少しずつ、静かに変化が起きています。
馬の腸、特に盲腸と大腸では、
毎日、発酵と流れのバランスが保たれています。
このバランスが、
- 水分不足
- 急な気温変化
- 飼料の切り替え
- 運動量の変化
などによって、少しずつ崩れていきます。
最初は目に見えません。
便がわずかに硬くなる、
ガスが少し溜まりやすくなる、
腸の動きがほんの少し鈍くなる。
馬は我慢強いため、表に出るまで時間がかかります。
そして、ある一線を越えたとき、
それが「疝痛」という形で現れます。
だから私たちは「突然起きた」と感じるのです。
疝痛は、腸からの最終的なSOSとも言えます。
だからこそ、
「おかしいな」「いつもと違うな」
そう感じた時点で、腸に目を向けることが大切です。
サラLGは、腸内環境を整え、
発酵のバランスと流れを支えるためのケアです。
違和感を感じた際には、早めに食べさせてあげることで、
腸の状態が大きく崩れる前に支えられることがあります。
競走馬の現場では、
疝痛の兆候が見られた際に
1日2〜3袋を与え、いったん下痢の状態にしてから整えていく
という対応が取られることもあります。
これは腸の停滞を一度リセットする考え方です。
ただし、高齢馬や体力が落ちている馬の場合は、
同じ方法が負担になることもあります。
その馬の年齢、体調、様子をよく見ながら、
無理のない量とペースで与えてあげてください。
疝痛を完全に防ぐことはできなくても、
「気づいたときに、すぐ腸を支える」
その積み重ねが、腸の安定につながっていきます。
疝痛は突然ではない。
腸は、いつも前から語りかけています。
馬の健康は、腸で決まる。
サラLGは馬の腸を30年守り続けています。

